米航空宇宙局(NASA)は2日、ケプラー宇宙望遠鏡を使って新たに約1200個の惑星とみられる天体を発見したとの声明を出した。なんと、うち54個には生命の存在する可能性があるという。

NASAはこれまで約500個の太陽系外惑星の発見に成功しているが、そのうち生命体存在の可能性がある惑星は2つしか確認されておらず、今回の54個という発見は大躍進と言える。

NASAが新たに発見したとする「惑星候補」の天体数は1235個。天文学者らは、このうちおよそ9割は惑星との最終確認が可能との見解を示している。

この発見を可能にしたケプラー宇宙望遠鏡は、地球型の太陽系外惑星を探すためにNASAが2009年に打ち上げた探査機で、同時に15万個以上の天体を観測することが可能。太陽系外惑星探査の技術を飛躍的に向上させた。

ケプラーは観測した天体の中から恒星およびその軌道を回る惑星を探索し、さらに惑星が恒星を横切る周期とその際に生じる光の明滅を観測し、惑星の大きさを算出する。

今回発見された「惑星候補」のうち、恒星から適度な距離にあり、表面に水が液体で存在する可能性を持つもの、つまり生命の存在が可能な惑星は54個。うち地球サイズのものは5個だという。

この広い宇宙のどこかに、我々地球人と同じような生命体が存在し、同じように命の営みがある……夜空を眺めて、遥か彼方に思いを馳せる。今夜その思いがまた強くなる。
(文=長谷川彩子)

screenshot:dailymail.co.uk

■参考リンク:
DailyMail(英文)