同人誌即売会やコスプレイベントの開催団体『高天原』が、石原慎太郎東京都知事が過去に執筆して話題となった小説『太陽の季節』をメインとした同人誌即売会を開催する事が判明した。

『太陽の季節』は1955年に発表されて物議を醸した石原慎太郎氏の代表作で、少女を堕胎させ死に追いやった主人公を描いた物語。少女が邪魔になった主人公が兄に5000円で少女を売り払うなど、内容は過激である。そんな過激な小説であるにもかかわらず、映画化やアニメ化、ドラマ化などがされている。

インターネットショッピングサイト『Amazon』の読者レビューを読んでみると、「内容を要約すれば“性と暴力”である。もっと言えば女をおもちゃにした男の自堕落さと愛しながらも振り回されて死んでいく女の物語である」「淫猥な表現ある問題作。未成年者に悪影響を与えかねず、彼らには読ませたくない。成人向けに指定すべき図書。私個人は好きな作品ですが。中学生の前で朗読できますか? これ。なぜ、一般向けに販売できるのか、、?」などと書評されていた。

この石原慎太郎同人誌イベントを開催する『高天原』の関係者はTwitterで、「太陽の季節中心 石原慎太郎オンリー同人誌即売会『二次元の季節』開催します。日時:2011年3月12日(土) 大田区産業プラザPiO大ホール 主催:高天原 取り急ぎ開催告知まで」と告知しており、詳細に関しては追って『高天原』の公式サイトで発表するという。この同人誌イベントに対して、インターネット上では次のような意見が飛び交っている。

・インターネット上の声
「盛大にやれ」
「そういうノリもういいから」
「石原のコスプレとかするのか」
「ちょっとこれはいただけないかな。規制を是とした動きに取られかれない」
「ワロタw」
「意味が分からないんだが何の意味があるの?目的は? 」
「石原に混じって石破がいるなら買う」
「誰も得しないな。近所だから行こうと思えば行けるが二次創作に興味はない」
「侮辱罪かなんかで訴えられるんじゃないの?」
「内容知らんけど、売らずに都庁の前で配ればいいのに」
「ジジイで同人を描こうって発想がすごいな」
「著作権的な問題で突っ込まれそうな気が」
「こんなことして調子に乗るから規制されるってまだ理解できないのか」
「これ結局漫画はキモい文化だなって思われるだけでしょ。何がしたいんだか」
「石原は相手にしないと思う。完全無視されるレベル」
「問題はキモオタどもが『太陽の季節』を読破できるかだな」
「これを夕方のニュースで取り上げられたら規制反対派は完全死亡だね」
「当人達の、皮肉でやり込めてる私たち感が透けて見えちゃってすごく萎える」

少なくとも、『2ちゃんねる』等のインターネット掲示板では多くの人たちが同人誌イベントに否定的な意見を持っているようだ。なかには「同人でやってもしょうがないだろ。流通に乗る大手出版がやるなら面白いけどさ」という意見もあったが、はたしてどうなることやら。

screenshot:Twitter.