米航空宇宙局(NASA)が、太陽観測衛星から撮影した太陽の最新画像を公開した。画像には推定70万キロにも及ぶ巨大なフレアが写っており、その姿はまるで太陽をはいずる蛇のように見えるのだ。

画像はNASAの太陽観測衛星「ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー」が、12月6日14~22時の間に撮影したものだ。英デイリーメール紙は、この画像を「太陽を横切る蛇」と題して紹介している。その言葉の通り、太陽の表面をまるで蛇がはいずるように巨大フレアが横断しているのだ。長さは約70万キロで、地球と月の距離の約2倍に匹敵するという。

太陽フレアは「太陽系最大の爆発現象」と呼ばれており、その威力は水素爆弾10万~1億個分と考えられている。衝撃波やプラズマ噴出を伴い、時には磁気嵐を引き起こして地球に多大な影響を与えるのだ。

宇宙の気象情報を紹介する「spaceweather.com」では、フレアの連続画像をアニメーションで紹介しているのだが、それを見ると、フレアの動くを詳しく確認できるのだ。巨大な火の渦が巻き上がっている様子は、圧巻の一言に尽きる。改めて太陽のスケールの大きさに驚かされるばかりである。

screenshot:dailymail.co.uk

■参考リンク
Snakes across the sun (DailyMail)英文