日夜絶えることのない自転車の盗難被害。鍵を付け替えても、チェーンを付けても自転車泥棒を100パーセント防ぐのは難しい。最近、ドイツのデザイナーが画期的な防犯グッズを開発し話題を呼んでいる。そのグッズは自転車を宙吊りにしてしまうため、泥棒は鍵をはずすことはおろか、自転車に触れることさえできなくなってしまうのだ。

ドイツのネット通販会社「コンラッド」は、11月中旬からまったく新しい自転車の防犯具の販売を開始した。この器具は、金属フレームで自転車を固定し、電気モーターで吊り上げてしまうことができる。吊り上げられた自転車は、専用のリモコンがなければ下ろすことができないのだ。そのため泥棒は自転車に触れることさえできなくなってしまう。

しかし、いくつか難点がある。まず外灯のないところでは使用できない。また違法であるかどうかの確認もできていないとのことだ。さらに地震などの不測の事態が起きた場合に、自転車が落下しないか非常に気になる。

同社は11月14日より、テレビCMを開始し広く普及することを目指しているようだ。発想はとても斬新なのだが、実用性については不安が残る。安全面がクリアにならない限り、日本での販売は難しいのではないだろうか。

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