イスラエルの研究者の発表によると、牛乳をよく飲む人は飲まない人に比べて、体重が減る傾向にあることが判明した。研究者は40~65歳の男女約300人を2年間追跡調査した結果、体重の減り方に明らかな差があったと説明している。はたしてその効果はいかなるものなのか?

この研究は、アメリカの『臨床栄養ジャーナル』の最新号に掲載されたもの。研究者は太りすぎと指摘されている40~65歳の男女322人を、2年間にわたって追跡調査し、体重と食生活の関係を分析した。その結果、毎日コップ2杯以上の牛乳を飲んでいる人は平均して5.4キロ体重が減少していた。また、コップに半分の量を飲む人でも、約3.2キロの減量が見られたそうだ。

この結果について栄養学者のダグラス・ハズバンド博士は、「牛乳には空腹感をやわらげる効果がある。おなかのすいた時に1杯の牛乳を飲むことにより、食べすぎを抑制できる。また、間食を控えるのにも役立つだろう」と説明し、「ソーダなど、砂糖を多く含む清涼飲料を遠ざけるのにも役立つ」と付け加えた。このほかにも、牛乳に含まれるタンパク質がエネルギーレベルを向上し、積極的な行動をうながすとも指摘している。

ちなみに9月27日付けの東京新聞インターネット版によれば、健康科学大学学長の折茂学長をはじめとする研究会が、「牛乳はメタボリック症候群に効果がある」との研究結果を発表している。牛乳を多く摂取している人は、摂取しない人に比べてメタボ有病率が低いことが判明したのだ。

この研究が正しければ、牛乳にダイエットに効果があると考えて良さそうだ。ダイエットに挑戦中の人は、運動や食事制限と合わせて牛乳を飲んでみてはいかがだろうか。

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