世界最大手のハンバーガーチェーン店『マクドナルド』の新CMに、フランス人から非難が殺到している。フランスで馴染みの深いキャラクターを起用したことが原因だという。

問題になっているCMに登場するのは、フランス漫画『アステリックス』のキャラクター。日本ではあまり知られていない同漫画だが、ヨーロッパや中南米では広く親しまれている人気作品だ。ストーリーは、古代ローマ時代を舞台に主人公のアステリックスと仲間たちが、自分達の住む小さな村を敵のローマ軍から守るというもの。

フランス人特有のユーモアが散りばめられているため年齢を問わず楽しめ、アニメーション化もされている。それほど支持されているキャラクターのCMに、どうして非難の声が集まっているのだろうか?

イギリスのニュースサイト『orange』が報じたところによると、同CMでは『アステリックス』のキャラクターたちが『マクドナルド』でコーラを飲みながらビッグマックやマックフライポテトを食べている様子が映し出され、「Come as you are」(あなたもおいでよ)というメッセージが表示される。

これに対して視聴者から、「『アステリックス』のキャラクターは消費主義の世の中に売却されてしまった」、「ローマ軍は退けたが、アメリカには侵略されたのか」、「資本主義社会に屈したのか」などと不満が爆発しているのだ。日本でいうと『サザエさん』の磯野一家が『マクドナルド』のCMに出演するようなものだろうか? 確かに、ちょっと違和感があるかもしれない。

Screenshot from Web.orange.co.uk
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