お得に買い物するためには「クーポン」集めが欠かせないと思いこんでいませんか。クーポンをせっせとチラシやフリーペーパーなどから切り抜いたり、最近はパソコンや携帯電話からダウンロードすることができたり、ショッピングやグルメをはじめ、エステや美容院などでは“必需品”という人も。

しかし、この「クーポン」集めを「時間の無駄」だというややショッキングな内容の記事が、Yahoo!米国版の女性向けサイト『Shine』で紹介されています。なぜクーポンが時間の無駄なのか、なぜ必死に集めてはいけないのか、その理由を以下で詳しく述べているので要チェック!

記事ではいきなり「クーポンは博打(ばくち)だ」という衝撃的な言葉からスタート。なぜかというと、食料雑貨店のレシートをせっせと片付けて2週間、やっと1ドル分のクーポンを集めて使ったまではよかったものの、その店内で急に別の商品が必要になって1ドル分購入してしまい、結局、財布の中身で節約できたのはゼロだった、というエピソードから紹介しています。

一方、この記事を執筆した記者の友人が『Facebook』上で「今日、クーポンを使いこなした」と書き込みしたエピソードも引用しています。彼女は、ペンシルバニア州の地元チェーン店において「2倍クーポン」で230ドルの商品で60ドルも節約したとのこと。この店は購入者にポイントを与えるキャンペーンを行っていて、彼女はどうもお得に買い物できたようです。

この彼女の例を検証すると。いつも「3つのクーポンサイトを定期的にチェックしている」とのこと。いずれのサイトでも、クーポンはサイトで入力した郵便番号によって異なる地域で突然現われるシステムのようで、彼女はある時はカリフォルニア、ある時はニューヨークの郵便番号をわざわざ入力してチェック。さらにグーグルでも「クーポン」などで検索をかけ、結局「1週間で10分以上はクーポンチェックに費やしている」そうです。

記事ではそのような行為を「時間の投資」とし、さらにいくらクーポンを集めたとしても、うっかり持っていくのを忘れたり、渡し損ねたりするとまったく無駄な時間を過ごしているのに等しい、と述べています。

そして、小売りコンサルタントであるパコ・アンダーヒル氏によるアドバイスでは「買い物リストのほうを重視すること」。買い物リストの中でクーポンが使える商品があればラッキー、でも「クーポンで買う物はしょせん決められない」「クーポンが選んで買うことを制限させる」とも指摘しています。

さらに記事では10分間をクーポン集めに費やす“実験”も紹介。日曜日のクーポン集めから始めたものの「たった40セントを節約するために、6つもヨーグルト買わないといけない」ことに疑問を持ったのをはじめ、結局、40分を費やして集めたクーポンはたったの3ドル65セント分。結論として「最低賃金の時給よりもはるかに少ない」などと述べています。