暑い日にはコーラをがぶ飲みしたい気持ちになる。シュワシュワと弾ける炭酸が喉のかわきを潤(うるお)して元気を与えてくれる。そのコーラのちょっと変わった使い方をご存知だろうか? 飲み物としてだけでなく、コーラは掃除や洗濯にも使えるのだ!

コーラは1886年にアメリカの『ザ・コカ・コーラ・カンパニー』が製造販売を開始した炭酸飲料だ。もともとコーラという植物の実から抽出したほろ苦いコーラ・エキスを原料に作られた飲み物である(現在はあまり使用されていない)。世界200カ国以上で愛飲されている。世界のコーラファンたちは飲み物としてだけでなく、日常の様々な場面でコーラを活用しているようだ。以下がその代表的な例である。

■サビ落とし
コーラに含まれるクエン酸は、サビの粒子を壊すのに効果がある。サビ付いた金属類を一晩コーラに漬けておき、翌日水洗いして丁寧に拭き取ると、きれいにサビが落ちる。クエン酸はサビ落としに威力を発揮するが、一方でサビの元にもなるのでしっかりと水洗いをするのがコツ。

■窓拭き
コーラは窓に付着した水垢(みずあか)を取るのにも効果がある。例えば自動車のフロントガラスに、コーラをかけて湿ったぞうきんなどで丁寧に拭き取ると、水垢がきれいに落ちる。コーラに含まれる糖分が、ぬめりとして残る場合があるので拭き取りはできるだけ丁寧に。

■料理
コーラは鶏肉や豚肉などの肉類との相性がいい。これらの肉を煮込むときにコーラを少量加えると、風味豊かで艶やかな料理に仕上がる。コーラと醤油(しょうゆ)だけでおいしい煮込み料理を作ることができる。

■体臭落とし
シャワーを浴びるときにコーラを1缶頭から浴びて、身体を丁寧に流すと体臭が落ちる。コーラに含まれたハーブの匂いが、汗臭さを落としてくれるのだ。さらに髪を滑らかにするトリートメントの効果も得られる。

■痛み止め
海でクラゲに刺されたときに、刺されたところにコーラをかけると痛みを和らげる効果が得られる。痛み止めの薬を持っていないときなどに便利。

■焦げ落とし
鍋やヤカンを長らく使っていると、内側の底の部分が焦げて黒ずんでしまう。どれだけ擦(こす)っても落ちないほど頑固な焦げがこびりついてしまったときに、黒ずみの部分が隠れるくらいの量のコーラを入れて弱火にかける。水分がなくなるまで火にかけた後に、十分に冷ましてから黒ずみを擦ると、きれいに焦げが落ちる(火傷、火の元には十分ご注意を)。

■衣類の汚れ落とし
汗の黄ばみや、血や泥などの汚れが衣類に付着した場合、洗濯洗剤と一緒にコーラを入れる。すると、これらの汚れがきれいに落ちる。また衣類についた匂いも取れて一石二鳥。

■ナメクジやカタツムリの駆除
浅い皿にコーラを注いで庭先においておくと、ナメクジやカタツムリなどを駆除することが可能だ。コーラの甘い匂いに誘われて集まってくる。これらの生物はコーラを口にすると死んでしまうのだ。インドの農家ではコーラを農薬代わりに使っているという。

■おなかを整える
おなかの調子が悪く軽い吐き気などの症状がある場合に、1杯のコーラをゆっくり飲むと吐き気がおさまる。また、下痢やのどの痛みにも効果があるようだ(コーラを飲んでも症状が改善されない場合は、病院に行くことをオススメする)。

【おまけ】メントスとの化学反応で急激に炭酸が発生する
ソフトキャンディの『メントス』をコーラに入れると、炭酸が急激に気化して泡が数mの高さまで飛び出す。この現象は『メントスガイザー』と呼ばれている。近年インターネット上で話題になっており、実験する人が後を絶たない。しかし危険をともなう場合があるので、お試しになる場合は十分にご注意を。

以上が意外なコーラの使い方。汚れ落としやニオイ取りに絶大な効果を発揮するようだ。飲み物としてだけでなく、日常生活でいろいろと活用できそうである。しかし、環境やヨゴレ具合によって効果があったりなかったりするので、うまくいかなくても自己責任で!

ちなみに、最近はコーラとファンタオレンジを混ぜた『ファンタミックス』が発売されて話題になっているようす。また、上海万博では日本産業館よりコカ・コーラ館のほうが大人気で行列ができているという。

最近は、フタを開けるだけで瞬間氷結する、通称『SUPER CHILL! コカ・コーラ』も話題になっているようである。かなり衝撃的なコーラらしいが、気になる人は一度飲んでみるといいかもしれない。

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