パソコンは、インターネット時代に必要欠くべからざる存在となっている。中高年・シニア世代で今までパソコンを触ったことがない人でも、パソコンを使いたいと考えている人は多いだろう。

そうしたシニアやパソコン初心者に向けて、『かんたん』『使いやすい』『あんしん』を追求したパソコン『FMVらくらくパソコン』シリーズを展開してきた富士通は、新たな一手を打ってきた。

富士通は2010年7月27日、ドコモの『らくらくホン7』との連携機能を強化した新モデルとして、『FMVらくらくパソコン3』2シリーズ2機種を7月29日より発売すると発表した。価格は、オープンプライス。

最大の特長は、シニア向けの携帯電話『らくらくホン7』で撮った写真データをかんたんにパソコンに取り込める新機能を備えた点だ。

『らくらくホン7』を『らくらくホン専用スタンド』に置くことで、らくらくホン用の置くだけ転送機能が起動。らくらくホンで撮った写真データを、らくらくパソコンへ簡単に転送することができる。取り込んだ写真データは、パソコンの大画面上でスライドショーを楽しめるほかに、写真の整理やハガキ作成などに活用することができる。

富士通では、7月29日の『FMV らくらくパソコン3』の発売に合わせて、CMキャラクターに大竹しのぶさんを起用し、8月1日より全国でオンエアする。
『FMVらくらくパソコン3』を楽しく使いこなす大竹しのぶさんを見せて、「これなら自分にも出来るかも!」と、シニアやパソコン初心者に共感させるのが目的だ。はたして富士通は、大竹しのぶさんで、シニアやパソコン初心者をユーザーとして獲得することができるだろうか。

Photo by 富士通.