梅雨が明けたと思ったら連日暑い日が続く。こう暑くては食事ものどを通らない。記者は普段、ラードやマーガリン、牛脂などの脂っこいものばかり食べているので、栄養も偏(かたよ)りがちだ。

そんなときに記者仲間から、「いつもラードばかり食べてると夏バテするよ」とマテ茶をすすめられた。その指摘通りに、ここ数日の暑さですっかり参っていた。暑さにやられ、めまいや立ちくらみがする。

すすめられるままにマテ茶を飲んでみたところ、これがかなりいい! おいしいうえに身体にも良さそうだ。調べたところ、相当身体に良いことを発見。そこで、暑さを乗り切るためにマテ茶についてご紹介しよう。

20年以上前からマテ茶の普及活動を行っている、『日本マテ茶協会』によると、このお茶には様々な効能が隠されている。そもそもマテ茶とは南米原産のハーブティー。そして「マテ」とは現地インディアンの「ひょうたん」を意味する言葉。マテ茶を飲む器がひょうたんでできており、この名前が付けられたそうだ。

マテ茶には様々な栄養分が含まれており、とくにカルシウムと鉄分が豊富。カルシウムはウーロン茶の30倍、鉄分は20倍も含くまれている。またミネラルも多く、筋肉、消化器系、神経系、泌尿器系などに良い効果をもたらすという。

オススメしたいのが、マテ茶のレモネード。インスタントのマテ茶(定価1030円)スプーン1杯をコップに入れて水で溶き、たっぷりの砂糖とレモンを搾って水で割る。マテ茶はかなり苦いので砂糖は多めのほうがおいしい。また、多めの砂糖と牛乳を入れたマテ茶ミルクも美味。

マテ茶そのものは苦味が強いので、苦手な人もいるかもしれない。飲むときには、砂糖をたっぷり入れることをオススメしたい。一度飲むとクセになる味のマテ茶。夏を乗り切るのに最適! ぜひ試して頂きたい。

Photo by Rocket News24 Staff / 佐藤記者撮影