弁当、ラーメン、ワイン、キーボード、マウス、サーバ、夜行バス、ヨーガ、フィットネスなど、最近は500円で済むワンコインビジネスをよく見掛ける。そんなワンコインビジネスに新しいジャンルが登場した。なんと!ワンコインで買えるデジタル家電だ。

フリービットとドリーム・トレイン・インターネットおよび、エグゼモードの3社は2010年6月11日、継続課金型の家電ビジネスに参入することを発表した。フリービットグループは、デジタル家電の販売を従来の売り切りモデルから継続課金モデルに対応することで、新しいユビキタス家電のビジネスモデルを提唱する。

今回は第一弾として、2009年9月の発売したウェブカムコーダー『ServersMan Scooop by EXEMODE』の後継機となる『ServersMan Scooop HD』を、『デジタル家電ワンコインシリーズ』として月額500円(消費税別/12回払い)の継続課金モデルで発売する。販売予約受付は6月18日より開始し、商品発送は7月下旬を予定している。

デジタル家電は、次々と新モデルが発売されるにも関わらず、高額な価格設定ゆえに壊れるまでは買い替えが発生しづらいため、一般的には最新機能を試したくてもすぐには買い替えに至らないというジレンマがある。

しかし、フリービットグループが提供する新しい継続課金のビジネスモデルにおいては、利用者は月額500円、1日あたり僅か16円程度の負担で、最新のデジタル家電が楽しめるうえに、支払いが終了する1年後には自身の物として所有することができるわけだ。

『デジタル家電ワンコインシリーズ』は新しいビジネスモデルだが、基本的な仕組みはクレジットの分割払いと変わらない。ワンコインで買えるデジタル家電は、安いか?高いか?