
『婚活』という言葉が聞かれるようになって久しい昨今では、「出会いは奇跡」や「運命の赤い糸で結ばれる」などのロマンチックな幻想は流行らないのかも知れない。しかし、『運命』はあり得ることを証明するようなカップルが話題を呼んでいる。
アメリカとカナダの異なる国出身のあるカップルは、2人が結婚する20年前にすでに出会っていたことが判明。それも結婚式の数日前に、昔の写真を掘り起こしたことで明らかになった。2人は20年前の同じ日に同じ場所にいて、1枚の写真に偶然一緒に写っていたのだ。
アレックスさんは8年前に職場で出会った女性、ドナさんと結婚した。現在、夫妻には2人の子どもがいるのだが、2人は決して平凡な出会いではなかったようだ。そして、数奇的な出会いであったことが、結婚式の数日前に判明した。
式の準備をしながら、荷物を整理していた時に、ドナさんは昔の写真を掘り出して来た。昔話を聞かされながら、写真を見たアレックスさんは衝撃を受けた。写真の最前面に当時5歳の彼女がいるのだが、その背景に若き日の自分の父親を見つけてしまったのだ。にわかには信じがたい光景に、アレックスさんは頭を抱えた。よく見ると父親が押している乳母車に、自分が写っているではないか。結婚式を目前に控え、20年前の1枚の写真の中に、お互いを見つけるとは想像もしなかったようだ。
さらに信じられないことなのだが、当時ドナさんは米国フロリダに住んでいた。アレックスさんはカナダに住んでいた。写真の場所はフロリダのディズニーランド。別々の国に住む2つの家族が、同じ日にディズニーランドに訪れ、その後の20年後に結婚するとは誰が想像しただろうか。まさしく運命というに相応しい。
その写真を発見した2人は、すぐにアレックスさんの実家を訪れ、同じ日の写真を掘り返した。するとやはり20年前の同日にディズニーランドにいたことが裏付けられた。2人は子どもの頃から、ディズニーランドの思い出の写真を何度となく見ていた。しかし、そこにお互いの将来の伴侶が写っているとは、考えもしなかったという。
ドナさんは「彼を写真を前にしてプロポーズしてくれたのは、本当に嬉しかった。彼が私を愛しているから、私に結婚しようと言ったのではなく、(2人の出会いは)運命だったから」。20年の時を経て、奇跡的に導かれた2人。とても素敵な出会いの物語である。
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■ 参考リンク
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