タバコが周囲に与える悪影響については、間接喫煙などが知られているが、豪州の小児医療の専門家が新たにさらなる危険性について指摘している。喫煙者との接触により『髄膜炎』になる危険性があるして、キスをしてはいけないと警告しているのだ。キスはおろか身辺に近付くことさえ許されないという。一体どういうことなのか。

豪のシドニー大学の小児医療の専門家ロバート・ボーイ博士によると、喫煙者は髄膜炎菌を保有しているという。それらをそこら中に運んでいる可能性があるというのだ。髄膜炎とは、頭痛、発熱、意識障害などを引き起こす病気で、ひどい場合には脳障害になる恐れもある。髄膜炎の発病原因は多々あるのだが、博士は特に髄膜炎菌による感染に注意が必要としている。

「喫煙に潜む危険は、間接喫煙だけではない。喫煙者は髄膜炎菌のような多くの細菌を保有している。それらは喫煙場所を制限するだけでは、抑制できない。家族が寄り添い合うだけでも、感染するし、キスは細菌を口移しするようなものだ」
と博士。敏感な子どもたちには、ハグ(抱きしめること)によっても感染する疑いがあるとのこと。

また、喫煙者は非喫煙者に比べて、免疫不全状態である場合が多く、様々な病原菌を保有しているケースが多い。子どもの受動喫煙による髄膜炎菌感染の確率は、非喫煙の家庭環境に比べて3~8倍に増大するという。

日本でも10月のタバコ増税を機に、禁煙を始める人が増える見込みだが、『タバコ卒業』は1日でも早い方が良いのかもしれない。

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