子犬だと思って拾って育てたら、たぬきだった!」という写真が、インターネット上で話題になっている。インターネット掲示板や多くのブログに掲載されている写真は2枚。片手に乗せられるほど小さな子犬の写真と、まるで人間の子供のように巨大なたぬきの写真だ。しかし、「片手に乗せられるほど小さな子犬」の正体は、たぬきだったのだ。

インターネット上では「どう考えても嘘」という声が流れているが、これは事実。『たぬきのポチと犬のペコ』というブログを書いている「福ひろ」氏が飼っていたたぬきで、名をポチという。

福ひろ氏は、平成18年5月19日に草むらで子犬を発見。まだ生後間もない子犬を家に連れ帰り、家族として大切に育てていたところ、どうやら「犬ではない」という事に気がついた。そして、ポチがたぬきだという事が判明したのである。

もしかするとポチが福ひろ氏に拾われなかったら、そのまま命を落としていたかもしれない。偶然にも拾われたポチは福ひろ氏に愛を注がれ、幸せな人生(たぬき生?)をまっとうしたようである。

まっとうした? そう、残念な事に、ポチは昨年、天国へと召されてしまったのだ。福ひろ氏は自身のブログに「ポチは今、僕のひざの上にいます。本日2009年8月13日17時20分、天国に旅立ちました」と書いている。また、ブログにはポチを最後に撮影した「花火大会の夜」の動画が掲載されている。

ポチが亡くなったことを知ったポチを見守っていた世界中の人たちから、福ひろ氏にメールやイラストが届いたという。そう、ポチは海外でも有名なたぬきだったのだ。どうやら、ポチの生活を『YouTube』に掲載したため、世界中の人たちがポチの存在を知ったようだ。

どんな動物でも、家族同然の生活をしていたペットが亡くなってしまうのは非常に悲しい出来事である。現在、福ひろ氏のもとにはペコというワンコがいるという。ペコはポチと一緒に生活をしていた家族の一員だ。ペコの健康と、ポチの安らかな眠りを祈りたい。

Photo: たぬきのポチと犬のペコ / 引用掲載