オーストラリアで、2歳の幼児がUFOキャッチャーのなかに閉じ込められる事件が発生した。12日、イギリスのテレグラフが伝えたもので、この幼児はお菓子欲しさに機械によじ登り、景品の取り出し口からなかに入ったが出られなくなってしまったという。

UFOキャッチャーの景品のようになってしまったのは、コーエン・ストーン君。お母さんのキーラさん(24)は、コーエン君を連れてイタリア料理「シエーナズ・レストラン」で開かれた友達の誕生日パーティーに出席していた。

レストランに到着後、キーラさんはキッズコーナーでコーエン君と遊んでいたが、自分達のテーブルに料理が運ばれてきたため2分間ほど目を離した。そして彼女がキッズコーナーに戻ってみると、コーエン君はすでにUFOキャッチャーのなかにいたそうだ。キーラさんは「何てことになったんだと思った。コーエンがどうして機械のなかにいるのか訳が分からなかった」と、発見当時の気持ちを語る。

キーラさんが目を離した2分ほどの間に、コーエン君は機械に近づき、とても狭い景品の取り出し口からなかに入ったことになる。これには「まるでマジシャンのようだと思った」とキーラさんも驚きを隠せない。彼女は「どうやって入ったのか分からないし、どうやって助ければ良いのかもわからずパニックに陥った」という。

“小さなマジシャン”を救うために地元の鍵屋が呼ばれ、45分後に無事救出された。キースさんはコーエン君を救助できると分かってから、この様子をビデオと写真に収めた。彼女は「撮影しておいて良かった。話だけでは、こんなすごい事件を誰も信じてくれない。夫ですら、冗談だと思って信じてくれなかった」と述べた。

この事件の後、レストラン側は問題のUFOキャッチャーをすぐに撤去し、ストーン一家に30ポンド(約4000円分)のクーポン券を進呈したそうだ。