株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は、 2010年2月18日に発売されたプレイステーション3専用ソフト『HEAVY RAIN -心の軋むとき-』(ヘビーレイン)に深刻なバグがあるとユーザーから指摘されていた事に対し、正式にバグを認め、原因を解明するため調査をしていると発表した。

SCEは公式サイトにて「ゲームプレイ中、映像が停止(フリーズ)する現象、或いは映像停止の後、PS3を再起動しても、ゲームが再開できなくなる現象について、一部のお客様よりお問い合わせを頂き、現在、開発会社及び当社にて調査を行っております」と表明している。

『HEAVY RAIN -心の軋むとき-』は、今までのゲームにはない映画的な演出でゲームが展開する、世界的に大ヒットしているテレビゲームだ。ストーリーの展開中に画面が停止したり、操作ができなくなるバグがあると言われており、プレイヤーから多くのクレームがインターネット掲示板に書き込みされている。

売り切れになるほど大ヒットしている作品だけに購入した人たちの数も多く、大規模な不具合問題に発展している。バグの回避方法として「PS3を再起動した後、メニュー画面から「チャプター」を選択、チャプター画面から映像停止が起きる直前のチャプターを選んでいただくことで、ゲームを再開できる場合がございます」とSCEが説明しているものの、完全にバグを回避できるとは限らないようだ。

また、「アップデートデータ(バージョン1.01)を配信いたします。アップデートデータはPlayStaionNetworkに接続した状態で本ソフトウェアを起動させることで自動的に適用されます」と、バグの修正データを配信するとしているのだが、それでも完璧にバグが消えるとは限らないという。インターネットで修正データを配信できるからいいものの、場合によっては自動車のリコール問題と同じような事態に発展しかねない問題だ。プレイヤーに高額な金額を支払ってもらう以上、完璧なゲームを発売してもらいたいものである。