ゴールドマンサックス投資銀行部門の正社員が、自社サイトの『ゴールドマン・サックスの人々』という社員紹介コーナーに会社での生活を書いているのだが、その内容が「ブラック企業なのでは?」と思わせるものになっていると、インターネット上で話題になっている。

この正社員は某大学の政治経済学部を卒業し2005年に入社したH氏。自社サイトの『ゴールドマン・サックスの人々』に次のように1日の流れを書いている。

朝は7時半に出社。通勤電車の中で日本経済新聞や金融専門紙に目を通しておきます。デスクにつくと、まずはeメールや(中略)。会議後は資料作成などに着手し、退社は夜12時前後。10時だと今日はかなり早く帰れたという感じ」(引用掲載)

つまり、このH氏は約17時間の勤務をしていることになる。コラムのタイトルが『My Day』となっていることから、たまにある忙しい1日を書いたものではなく、普段ある1日を書いているのだろう。「10時だと今日はかなり早く帰れたという感じ」とも書いており、平日は、ほぼ毎日のように朝7時出社、夜12時退社という生活を送っているようだ。

インターネット上では、このH氏のコラムを読んだ人たちがゴールドマンサックスに対して厳しい声を寄せている。インターネット掲示板には、「ゴールドとはつくが、ブラック企業」や「なんというブラック。世界屈指の好待遇企業がブラックな件」、「工学系院からゴールドマンサックスに入社した先輩がいたけど、大丈夫なんだろうか…」という声があがっている。

嘘か本当か不明だが、「ゴールドマンの面接いったら最初の2年間は毎日睡眠時間2時間で休みは1日もないけど平気? って言われたな。でも弁護士より給料いいよとも言われた」という書き込みもあった。

ブラック企業とは思わないという意見もあり、「働いた分だけ、金という見える形で確実に返ってくる分やる気も出るわな。ブラックのサービス残業地獄とは違う」や、「ブラックっていうと表面上では普通の企業を装い、実態は激務で薄給みたいな企業でしょ。そう考えるとここは給料も高いし、経験を積むために激務であることを承知で入社する人が多そうだからブラックというと少し違うよね」という意見もある。

1日17時間の労働時間だが、それなりの高額な給料をもらえる(と思われる)ゴールドマンサックス。はたしてブラックなのかゴールドなのか?