人工衛星

NASAは『地球の周りにどれくらいの量の衛星が回っているかを端的に表現した1枚の作品』を発表した。この絵は、実際の密度データに基づいてアーティストが描いたものである。なお見た目上わかりやすいようにひとつひとつの衛星は大きめに書いているようだ。

そもそも最初の人工衛星は1957年ソ連によって商業活動と科学のために打ち上げられた。その後冷戦時代に入るとアメリカとの宇宙競争が始まる。1964年には東京オリンピックを伝えるため地球静止軌道に初めてテレビ衛星が発射される。この頃から他の国々も宇宙開発に参入していき、地球軌道上には1年で平均200衛星も打ち上げられるようになっていく。

毎年毎年これだけの数(200衛星)が宇宙に発射されるのだ。衛星は打ち上げっぱなしで回収はしないのだろうか。また回収する方法はあるのだろうか。NASAのこれからの取り組みに期待だ。

参考 NASA -A Beehive of Satellites