ネット速度が遅いネパール

ネット速度が遅いネパール

中国、台湾、日本、韓国、ラオス、タイ、カンボジア、ベトナム、ネパール、インド、バングラデシュ、モンゴル、マレーシア、ミャンマーの各国各地において、インターネットカフェやホテル、個人の家などでインターネット速度を調べた結果、それらアジア各国でいちばんインターネット速度が遅いのはネパールであることが判明した(2008年インターニュース調べ)。

ネパールがインターネット後進国であるのには、いくつかの理由があると取材班は考える。いったいどうしてネパールはインターネットが遅いのだろうか?


ネパールは、電力供給がかなり不安定な国だ。それゆえ、毎日のように停電を引き起こし、首都であるカトマンズでは、停電しなかった日があったら奇跡の日と言っても過言ではないくらい、停電が毎日のように発生する。

また、ホテルではできるだけ電気を使わないようにして、ロウソクで営業しているところも多くある(電気代が高額なため、そして国から電気使用に関して制限が出ているため)。

少しネパールの電気事情に関して説明してきたが、停電とインターネットの速度に何が関係あるのだろうか? 取材班が多くの国を取材して調査してきたところ、インターネット速度が遅い国は、ひとつの共通点があつた。そう、電力供給が不十分という共通点である。

ネット速度が遅いのはネパール2

ネット速度が遅いのはネパール2

ネパールと同等のインターネット速度と言っても間違いではないバングラデシュでも、電力供給がままならず、多くの地域で電気すら通っていないのが現状だ。つまり、電力の整備すらままならない国は、インターネット回線の整備など、二の次なのである。

もし、ネパールやバングラデシュにノートパソコンを持っていき、なにかしらの作業をするというのであれぱ、必ずバッテリーが生きている(ちゃんと機能する)ノートパソコンを持っていこう。インターネットが遅いだけならまだマシ。突然の停電に、何度も泣きたくなかったらノートパソコンのバッテリーは必要不可欠である。

また、現地で撮影した写真などをインターネットを経由して送信しようとは思わないほうがいい。あまりに時間がかかるため、せっかくの旅行の時間が台無しになる。どうしても送信したいというのであれば、パソコンで写真のサイズを小さくするか、圧縮率をかなり高めて画質を荒くし、1枚30キロバイトほどにしておくといいだろう。

今後は、ブータン、北朝鮮、スリランカなども調査して報告していきたい。また、現地のインターネット事情について情報があれば、お寄せいただければ幸いである。

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執筆:きのと雅三